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【シミを消す成分はどれ?!】シミができる原因と美白有効成分まとめ

春から夏にかけて浴びた紫外線を気にして本格美白ケアを始める方に。美白化粧品に含まれる美白有効成分ってたくさんってどの商品を選んだら良いのか迷いますよね。この記事では、シミができてしまう理由と、美白有効成分の効果についてご紹介します。

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なぜシミができるの?

シミって何?

シミとは皮膚の中に、メラニンが蓄積され元の肌の色よりも濃く見える部位のことです。

シミはなぜできるの?

原因は紫外線です。肌が紫外線を浴びると、紫外線の刺激から肌を守るため皮膚の中のメラニンを作る工場のメラノサイト酵素チロシナーゼ)がメラニンを生成するように指令を出します。それによりメラノサイトが活性化し、メラニンを過剰に生成することで皮膚表面に運ばれ肌表面が黒色メラニンによって黒ずんでみえます。

通常は、表皮のターンオーバーによって、皮膚表面に押し出されたメラニンは垢とともに剥がれ落ちるため、肌が黒ずむことはないのですが、紫外線ダメージを長期間蓄積することで、メラニンが過剰に作り続けられるようになり、肌のターンオーバーも乱れ、メラニンが排出されず皮膚に蓄積されることでシミになってしまいます。

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シミってどんな種類があるの?

シミは大きく4つ種類があります。4種類のなかで、美白化粧品を使うことが有効なのは、日光性黒子(老人性色素斑)・炎症後色素沈着・肝斑の3つです。

そばかす(雀卵斑)は遺伝的要因があるため、美白化粧品の効果は出にくいと言われています。

シミの

種類

顔のできる場所 原因 お手入れ方法
日光性黒子(老人性色素斑) 頬骨の高い位置

紫外線や

肌の老化による

メラニン蓄積

紫外線を防ぐ。美白化粧品やレーザー治療が有効

そばかす(雀卵斑) 頰や鼻を中心に散らばるように 遺伝的要因

紫外線を防ぐ。

美白化粧品の効果は出にくいため、レーザー治療が有効

炎症後色素沈着 ニキビ跡や虫さされ、傷跡が残ったもの

キズ、やけど、

ニキビ跡にみられるシミです。時間の経過とともに目立たなくなる

美白化粧品が有効
肝斑 頬骨辺りに左右対称にできる

紫外線や

女性ホルモンのバランスの崩れ

紫外線を防ぐ。

美白化粧品や内服薬が有効

 

美白有効成分とは?

厚生労働省が、「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」成分効果が認められた成分です。安全性と有効性の観点から、配合する量が決まっています。

 

美白有効成分はどんな種類があるの?

厳しい厚生労働省の審査をくぐり抜けた約20種の成分が認可されています。

成分 成分説明 美白への役割
アルブチン

コケモモに含まれる成分。

資生堂が開発。

メラニン生成の
指令と
生成を抑える
コウジ酸

味噌や醤油に含まれる

麹菌由来の成分

エラグ酸 いちご由来の成分
4MSK

ターンオーバーの不調に

着目して資生堂が開発

プラセンタエキス

動物の胎盤や植物から

抽出された成分

ビタミンC誘導体
ビタミンCを吸収しやすい
形に変えたもの

できてしまった

メラニン

薄くする

カモミラET

カミツレエキス)

ハーブのカモミール

含まれる成分

メラニン生成の
情報をカット

m-トラネキサム酸

(トラネキサム酸)

肌荒れを抑制する症成分。

資生堂が開発

エナジーシグナル

AMP

天然酵母由来の成分
溜まっている
排出を促す
サフラワー油などの
植物油から抽出。
サンスターが開発
メラニン生成の
情報伝達を阻止
マグノリグナン

ホオノキの成分を

元に開発

ニコチン酸アミド

水溶性のビタミン、

ナイアシンの一種

メラニンの表面化を防ぐ

上記の他に、美白有効成分としての認可を受けていないため医薬部外品有効成分でもないですが、

美白で有名な「ハイドロキノン」という成分があります。

「ハイドロキノン」は、漂白剤との異名をとっており、茶褐色になったメラニンを薄くする力=還元力(シミを薄くする力)があるのが、最大の特徴です。

まとめ

今回は、シミができるメカニズムと美白有効成分の種類と効果をまとめてみました。

シミを薄くする効果がある成分は、ビタミンC誘導体とハイドロキノンです。

そのほかの有効成分は、シミができる元にアプローチして、シミができることを防ぐ成分と考えていただくと良いと思います。

美白化粧品を選ぶときは、目的に合った効果を持つ成分が配合されている美白化粧品を選んでくださいね。