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宝塚月組公演 『I AM FROM AUSTRIA－故郷（ふるさと）は甘き調（しら）べ－』感想

観劇

宝塚月組公演『I AM FROM AUSTRIA－故郷（ふるさと）は甘き調（しら）べ－』の観劇感想です。

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『I AM FROM AUSTRIA－故郷（ふるさと）は甘き調（しら）べ－』は、

「エリザベート」など人気作品の多いウィーン劇場協会が力を入れている人気作品！！

それが、日本初上陸！！！

しかも宝塚が上演！！！

 

さらに、色々と変化のあった月組公演(-.-;)

 

と、

作品的にも月組としても、色々と期待を抱きながら観劇してきました！

 

全体の感想としては、登場人物それぞれにちゃんとフォーカスされてて、

舞台装置も演出も海外っぽくて面白かったです(//∇//)

 

そして、月組はいい役者さんが多い安定した組でした^ ^

 

 

『IAFA』ここがすごい！

※IAFA＝I AM FROM AUSTRIA

「エリザベート」「モーツァルト」とファンの多いウィーンミュージカル。

そんな人気のミュージカルを手がけたウィーン劇場協会がオーストリアを題材に制作した

最新作『I AM FROM AUSTRIA』！！！

 

ロングラン大ヒットとなり、日本とオーストリアの国交樹立150周年の記念イヤーに、

宝塚歌劇により日本に初上陸！！！ 　

 

と、とても期待が高まる作品なのです！！！　

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（C）VBW/Deen Van Meer

あらすじ

 舞台の中心はオーストリアにある「ホテル エードラー」。

歴史ある「四つ星」の称号をもつ老舗ホテル支配人の息子ジョージ（珠城りょうさん）。

老舗ながらの古臭さに変化を起こそうと頑張っているものの、

両親をイマイチ説得できず、、。両親との関係は少しギクシャク。

さらに、ジョージの父親ヴォルフガング・エードラー（鳳月杏さん）の浮気疑惑で、妻でジョージの母ロミー・エードラー（海乃美月さん）の夫婦中もギクシャク。

 

そこに、ハリウッドの人気女優エマ・カーター（美園さくらさん）がお忍びでホテル エードラーへやってくるも、ホテルのボーイ フェリックスがツイートしてしまいマスコミが押し寄せる事態に！

 

徐々に惹かれていくジョージとエマ。

でも、エマカーターはハリウッドの有名女優だし、

マネージャー（月城かなとさん）は2人の関係に大反対、、、。

 

そんな身分違いの２人の恋や両親との関係など、

家族の愛、恋人の愛、故郷への愛を中心とした、ミュージカルコメディーです。

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月組の気になるポイントへの感想

▼色々と厳しい意見も出ている「美園さくら」さんってどーなの？？

人気トップ娘役だった愛希れいかさんの後任ということもあり、

色々と厳しい意見も出ている美園さくらさん。

トップ娘役として、

大劇場2作目となる今回の作品IAFM。

金髪でゴージャスでじゃじゃ馬なハリウッド女優エマカーターは

ハマリ役だったのではないでしょうか！

歌うシーンも多かったのですが、安定した大人っぽくて艶のある歌声！！！

 

彼女は、いい意味でも悪い意味でも宝塚っぽくないのですね。

今回は、そんな彼女の宝塚っぽくないところが、

ハリウッド女優の異質感を演出していてとても魅力的でした。

 

優等生で人柄の良さが溢れる珠城りょうさんを良い感じに振り回す、

今までにない娘役になってくれるのでは！

と今後の月組トップコンビに期待が高まりました！！

 

実際に観劇されて彼女のファンになった方も増えているようですね！

 

▼月城かなとさんの怪我

怪我で大劇場公演と「チェゲバラ」を休演され、

心配だった月城かなとさん、、、。

 

完全復帰されたようで、IAFAでは悪いマネージャー役をカッコよく

そして少しコメディータッチで演じられていました！

ちょっとラテンっぽい歌をカッコよくセクシーに歌い上げられていて、

相変わらずの美しさ。

 

今回2番手として真っ赤な羽を背負われた姿は感動でした。

 

しかし、月組に行ってコメディエンヌ感が増してる気がするのはなぜなのでしょうかw

 

▼鳳月 杏さん月組へ組み替え（組戻り？）

花組のイメージがまだ残っている私は、少し不思議な気持ちでした。

でも、今回古巣である月組に戻り、

お調子者の父親役を余裕を持って演じられているように感じました。

 

お調子者のお父さん。

奥さんがいる時と、いない時に手のひら返しな発言をするのですが、

発言への手のひら返しの間合いが絶妙www

面白い！！！

 

そして、歌が上手い！

とにかくカッコいい！

 

 まとめ

『I AM FROM AUSTRIA－故郷（ふるさと）は甘き調（しら）べ－』は、

ウィーン劇場協会が力を入れて手がけた、名曲の数々と豪華な舞台装置や演出。

そして、ストーリーは笑いと愛が溢れる、ハッピーミュージカルでした。

 

ぜひ東宝版も観て見たい！！！

 

勝手にキャスティング妄想を繰り広げながら期待してます！

↓↓↓

ジョージは、山崎育三郎さんか古川雄大さん。

マッチョマッチョなパブロ・ガルシアは、上原理生さんがいいなw